徒然日誌

徒然なるままに日々思うことを記す

iTunes Music Storeの勝手な考察

○良い所
iTunes自体の出来が良く操作性や処理速度などとてもよい。(これが一番のメリット。)
いったんログインすれば購入の手続きは容易。(手軽すぎて怖い。)
一応曲数は多い。(100万曲は多い。実質的には微妙だが・・。)
DRMが比較的柔軟。(CDへ書きこみ出来るのはすばらしい。)
×悪い所
iPodにしか転送することが出来ない。(Muvo2には転送できない。)
曲数の割りにラインナップがやたら貧弱。(CDシングルトップ10と比べると明らか。)
音質がやや悪い。(256kbpsMP3>WMA128kbps>132kbpsATRAC3>192kbpsMP3>128kbpsAAC>160kbsMP3かな。)


iTunesユーザーだがMuvo2ユーザーなのでiTMSは使ってみたいが予定は無い。
ここで考えるのはiTMSに参加して無いレーベルが参加するにはどうするかということと
iTMSAAC以外のDRMを採用するかということ。

iTMSに参加していないレーベルはいつ参加するのだろうか?

これはアップル側の問題だろう。
アップルはiTunesiPodでのシェアの高さを利用して
独自DRMを用いて囲い込みをしている。このDRMはとても閉鎖的なもの。
多分参加して無いレーベルはこれをオープンなものにするよう要請しているんだろう。
実際以前クローズドだったマイクロソフトDRMはオープンになったことにより
各種レーベルはそのフォーマットでの音楽配信を実施している。
ATRAC3にこだわっていたソニーでさえWMT DRMというソニー以外のDRMで配信してる。
ようするにアップルがその独占的立場を利用してレーベルに対して
高圧的な態度をとり続ける限りレーベルは反発して参加はしないと思われる。

iTMSが独自DRM以外を採用する可能性は?

今のところはない。独占のほうが儲かるから。
でも日本ではありうるかも。アメリカでは気づいたら圧倒的シェアを誇って
レーベルでさえアップルに逆らえない独占状況になっていたけど
日本ではまだiTunesiPodのシェアは圧倒的ではないし
iPodに関して言えばシェアは落ちてきている。
iPodを持たないiTunesユーザーが声を大にして要望を送っていればいずれ・・。


ネットを見るとアップルの擁護者というか
iTMSに参加しないレーベルを非難する意見が多いけど
その独占的立場を利用しているのはむしろアップルのほうだと思うんだが。
中にはソニーATRAC3やSonicStagePlayerを広めるため自身のアーティストの曲を
提供していないという意見があったけど
ソニーは自身のプレイヤーではサポートして無いWMA形式で配信してるサイトにも
曲を提供していることを知らないんだろうか。
アップルがサクラを使ってネット世論をコントロールしているかと
勘ぐってしまうほど偏った意見が多い。
MusicDropだったかな。あそこはWMAなのでMuvo2でも聞くことが出来るし
ソニーなどiTMS不参加のレーベルの曲も多い。ただ・・WMP10専用なのはきつい。
Win2000ではWMP10は利用できないから。ノートPCはWinXPだけど
夏中に再セットアップする予定だからなあ。