徒然日誌

徒然なるままに日々思うことを記す

温泉地を考える(2) 湯の山温泉

長島温泉にするか迷ったけどあそこは温泉地というより
レジャーランドだからやめた。湯の山温泉
三重県御在所岳の麓にある温泉地。
3回ほど行ったことがある。
名古屋からは近鉄特急で45分くらいだったはず。
直通でいけるのでかなり楽だが東海地方なら
車でのアクセスが重要。その車の場合も東名阪の四日市ICから
わりと近くて名古屋からも1時間もかからないのでかなり近い。
御在所の麓でかなりの山間で雰囲気もあり
アクセス面では恵まれていると思う。
ただなんか足りない。


湯の山温泉はなんとなく古臭さを感じてしまう。
洗練されたイメージがあまりなく
かといって伝統的なイメージもなく
鉄筋コンクリートの昭和40年代の建物のイメージ。
実際は違うかもしれないけどイメージが非常に重要。
名古屋方面でも湯の山温泉の洗練されたCMは見たことがない。
下呂なら水明館かアルメニアとかが洗練されたイメージでひっぱり
それが下呂のイメージアップにもつながっていると思うが
湯の山はなんか変な鹿がつかってるCMしか見たことなくて
寂れた田舎旅館ように感じてしまう。
御在所自体ちょっと前の観光地なイメージがあり
最近はあまり人が訪れていないのではないかと思ってしまう。
まあ御在所は最近は岩山や花などイメージは改善されつつあるけど。
観光地にとってイメージは非常に重要だと思うが
それはテレビCMや雑誌など世間の露出である程度決まってくる。
愛知県に南知多温泉がある。ここは三河湾の温泉と
同じようなところだろうがテレビCMや雑誌紹介で
かなり新しい洗練されたイメージを打ち出してきているので
行ったことないけど新しい宿というイメージが出来ている。


湯の山温泉はイメージアップに努めるべきだと思う。
恵まれたアクセスとバックに御在所という観光地を持つのに
イメージが向上しないため華やかさを感じず
かといって伝統的なイメージもなく地味な温泉地として
僕にはうつっている。
外観は鉄筋コンクリートで地味でも内装は和風で華やかなら
もっと内装の写真を中心に売り込むべきだし
派手ではなく控えめだが味のある温泉街を目指して欲しいと思う。
いずれ第2名神が開通すれば菰野にICが出来るらしいので
アクセスはさらによくなる。
名古屋からだけではなくより広範囲からの客を受け入れられるようになり
逆に多くの競争相手と戦っていくことになる。
そのときイメージがより重要になると思うが。